プラント工事

プラント工事とは、工場内の生産設備や工場設備を建設する工事のことです。
弊社が携わる工場は主に製薬工場・化学工場・食品工場・光半導体製造工場・プラスチックフィルム製造工場などがあり、様々な工場内で様々な製品を生産するために必要な設備を建設しています。
プラント工事で行う主な工事は次の通りです。

工事の種類

• 足場工事

  さまざまな機械や配線、配管などが設置されている工場内で、移動や作業場所を確保するための足場を組み立てます。
  プラントの周囲で設置されるため、一般の足場工事よりもスペースが取れないことも多く、さまざまな現場状況に合わせる技術と経験が必要となります。
  作業員が安全かつ効率的に工場内で作業するために欠かせない工事です。

• 配管工事

  プラント内に使用される配管の製作や据付を行います。
  お客様の製品に使用する原料が通るプロセス配管やサニタリー配管を製作したり、工場内で使用・排出される水や空気・汚水・ガスなどが通り、中には薬品や毒性が高い物質など、危険な物質が通る配管を設置することもあります。
  溶接の甘さなどが原因で配管から中身が漏れ出すと大事故を引き起こすかもしれないため、工場での作業がスムーズに進むようレイアウトしたうえで、確実に配管を溶接する技術が求められます。

• 定期修繕工事

  プラントの点検・メンテナンス・修理を行う定期的な工事を行います。
  プラント工事をどれだけ丁寧に行ったとしても長く使い続ければ劣化や不具合などが出てくるため、定期的に点検や修理を行う必要があります。
  作業効率化や安全性向上のためにプラントを改造したりすることもあります。

• 機械据付工事

  工場で必要な機械を適切に設置する工事を行います。工場で使用する機械は高額で精密なものが多いため、故障したり傷をつけたりしないように設置をします。
  傾きに弱い機械もあるため、慎重に機械を吊り上げて運ぶ・水平を保てるよう設置するなどの技術が必要です。

• 製缶工事

  鉄やステンレス・特殊金属などを加工して設備を作る工事を行います。
  素材に穴をあける、溶断・溶接するなどして、気体・液体を入れるタンクや槽、ダクトなどを作ります。
  素材を加工するだけでなく、タンクの中身が漏れるなどの事故が起こらないよう、しっかり密閉する繊細な作業が求められ、技術も必要です。